レビュー

医学部4年の私がこれまでに買った教科書

こんにちは。mioです。

 

受験も終わりに近づいてきましたね。

医学部に合格した皆さん、Congratulations!!

 

先日このようなツイートをしました。

https://twitter.com/penefax/status/1105618123229548544

 

「教科書を買うな」という点に関連して、この記事では私が医学部生活で購入した本について紹介したいと思います。

 

1年生

教養科目がメインの1年生。

教科書なんて買わなくて良いです。

大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学

私は、大学入試で「物理・化学」選択でした。

「入学までに生物の勉強をしよう!」

そう意気込んで3月頃にこの本を買いました。

*

*

*

おーた(医学部4年)
おーた(医学部4年)
そういえば、こんな本買ったな〜笑

 

はい。ほとんど読みませんでした。

新入生の皆さんは、今は思いっきり遊びましょう。

キャンベル生物学

「物理・化学」選択だった私。

当然ながら大学の生物の授業についていけません。

 

おーた
おーた
とりあえず有名な生物学の教科書を買っておけば大丈夫だろう。

 

そう思って購入した「キャンベル生物学」

全く使いませんでした。

 

大学の勉強は「過去問」と「講義資料」。これに尽きます。

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生物 基礎問題精講

もちろん解いてないです。

 

本棚になかったので捨てたのでしょう。

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リッピンコット イラストレイテッド生化学

生化学の教科書として高い評価を受けているこの本。

試験対策でチョロっと使いましたが、全然読んでないです。

 

「クエン酸回路」とかは分かりやすかったような気がします。

 

後輩にあげました。

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分子細胞生物学

分量がハンパない本。

通読した人がいたら尊敬します。

 

「教授に買えと言われたから買い、テスト前に少し読み、その後は全く開かない」

よくあるパターンですね。

 

「膜タンパク質」とかの勉強で使いましたが、結局は過去問と講義資料で勉強するので、買わなくても良かったです。

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生命科学系のための物理化学

「エントロピー」とか、そんな感じの内容だった気がします。

 

テストの問題が教科書から出題されるので強制的に全員購入。

 

まあ、該当ページだけコピーすれば良かったんですけどね。

1年生にそこまでのチームワークはありませんでした。

 

大学の教科書らしく、解説は不親切。

「なんで医学生がボイル・シャルルの法則を勉強しないといけないんだよ!」

なーんて思いながら試験に受かるためだけに勉強していました。

 

学問的興味は全くないので、進級した後はゴミ箱へ入れておきました。

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理工系のための微分積分入門

オイオイオイオイオイ。

我々は理工系じゃないぞ。

講師の自己満は勘弁してくれ。

 

小テストがこの教科書から出題されるので強制購入。

 

「偏微分」とか「重積分」とか、不毛な作業で時間を無駄にしました。

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アーティストのための美術解剖学

はぁ…(ため息)

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2年生

2年生は基礎医学。

1年生と比べれば教科書を買うメリットが増えますが、本当に必要なのかを見極める必要があります。

骨単

「骨学」で骨の名前を覚えるときに便利。

アトラス(後述)よりもコンパクトだし、単語帳のようになっていて勉強もしやすい。

 

ちなみに私は「骨学」の試験は落ちました。

再試も落ちました。

教授に呼び出されて諮問が行われました。

「仙骨」が答えられませんでした。

なぜか進級しました。

 

骨の名前なんて完璧に覚える必要はないと思うんですよね。

まあ、骨単はオススメです(説得力ゼロ)

解剖実習の手びき

たぶん多くの大学で解剖実習の実習書はこの本だと思います。

 

解剖の手順が書かれた本。さすがに必携。

イラストは少ないのでアトラス(後述)との併用がオススメ。

 

解剖が終わったらマジで不要です。ホルマリン臭いし。

私も先輩から貰って、後輩にあげました。

 

「せんぱ〜い!解剖実習の手びき下さいよ〜」

 

って頼めば、よっぽど嫌われていない限りは貰えるでしょう。

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ネッター 解剖学アトラス

これが「アトラス」です。

要するに、「めっちゃ詳しい人体図鑑」

臓器や筋肉はもちろん、細かい血管や神経まで描かれています。

 

解剖学の教授は「学生時代に買ったネッターをまだ持っている」とおっしゃっていました。

 

医学生にとってはお守りのようなものかもしれません。

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イラスト解剖学

解剖学の勉強でかなり使いました。オススメです。

 

上述の「ネッター 解剖学アトラス」では人体がリアルに描かれていますが、「イラスト解剖学」では人体が模式的に描かれています。

 

「リアルさ」よりも「理解しやすさ」に焦点が当てられているので、概念を理解する際に役立ちます。

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神経解剖カラーテキスト

便利といえば便利なんですが、「イラスト解剖学」があれば十分な気もします。

 

先輩から貰ったので持っていますが、自腹だったら買ってないです。

 

 

組織細胞生物学

あまりにも自分に合わなかったので、速攻で使うのをやめました。

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標準組織学

超オススメ。

組織学の教科書の中で1番分かりやすいです。

 

同じ机で実習をしていた友人からの評価も高く、いつも一緒に読んでいました。

 

「総論」と「各論」があるのですが、「各論」は紛失してしまいました(泣)

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エッセンシャル免疫学

結構分かりやすくて良かったです。

試験対策にもそこそこ使いました。

 

ただ、免疫学単体の学習にここまでの教科書は不要な気がします。

免疫の基礎は、「病理」「血液」「感染症」「膠原病」などと何度も勉強することになるので、適当に試験に通る程度に勉強しておけばOKです。

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ラングマン人体発生学

マジで意味不明。

教科書が悪いんじゃなくて、「発生生物学」という分野が意味不明なんだと思います。

 

意味不明なまま過去問を丸暗記したら、試験には受かりました。

そのくらいで良いと思います。

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標準微生物学

良いです。

3年生以降で習う「感染症」と近い分野ですが、大雑把にいえば

 

微生物学→微生物自体がメイン

感染症→微生物によって引き起こされる病気がメイン

 

といった感じでしょうか。

互いに補い合う関係ですね。

私も感染症の勉強をしている時に「標準微生物学」を読むことがよくあります。

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標準病理学

良くも悪くも普通。

 

洋書的な言い回しが苦でないなら『ロビンス基礎病理学』の方が良いかも知れません。(英語が読める方なら原著がオススメ。翻訳版の半額で買えます)

 

写真はあまり多くないので、実習の時にアトラスとして使うのは難しかったです。

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3年生

臨床医学が始まる3年生。春休みに『病気がみえる』を全巻買う人が多いです。

病気がみえるシリーズ

通称「病みえ」or「ガミエル」

賛否両論ありますが、結局みんな買いますね。

 

試験対策、CBT対策、ポリクリ、国試対策、研修医になってから…

 

とりあえず全員買って、好きな人はずっと使います。

 

私は4年生になってからは使っていませんし、「買わなくても良かったかな〜」って感じですが、3年生の時にお世話になったのは事実なので一応オススメしておきます。

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レビューブック マイナー

上述の『病気がみえるシリーズ』は全ての科があるわけではありません。

『病気がみえるシリーズ』に存在しない科の勉強に使えるのが、この『レビューブック マイナー』

 

これ一冊で「眼科」「耳鼻咽喉科」「整形外科」「精神科」「皮膚科」「泌尿器科」「放射線科」の基礎的な知識を網羅できます。

 

試験対策で結構使いました。

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まとめてみた 皮膚科

『まとめてみたシリーズ』は皮膚科だけ買いました。

 

国試のテクニック本といったところでしょうか。

別に3年生で買う必要はありませんし、国試対策にも使わないと思います。

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4年生

ついに4年生!CBTが半年後に迫っています!

medu4

medu4は教科書ではなく、国家試験予備校。

私は4年生以降はほとんどmedu4のテキストで勉強しています。

 

3年生からmedu4を始めていれば、『病気がみえるシリーズ』『レビューブック マイナー』『まとめてみた 皮膚科』のいずれも買わなかったでしょう。

 

それほど素晴らしい授業とテキスト。

早くから始めておけば良かったと後悔してます。

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クエスチョン・バンク CBT

いわゆる『QB』。CBTの過去問集です。

CBTは過去問対策が重要なので、『QB』を何度も解きましょう。

 

私は『QB』を疎かにしていたので、CBTでは悲惨な点数を取ってしまいました。

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みなさんは3周ぐらい解くことをオススメします!(1周も解かなかった人からのアドバイス)

 

図解心電図テキスト

3年生の段階だと、心電図の原理を理解している人って少ないと思います。

4年生になったら基本的な原理は理解しておきたいですね。

 

そこで、初学者にオススメなのが『図解心電図テキスト』

 

余談ですが、「オーバードライブサプレッション」なんて言葉を使う学生がいたら、「おおっ!」ってなりますよね。

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3秒で心電図を読む本

すいません、まだ読んでないです。

ある程度心電図の勉強をした人が、臨床の場で効率的に心電図を読むための本だと思います。

 

時間がある時に読んで追記します。

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竜馬先生の血液ガス白熱講義150分

どちらかと言えば研修医向けの本だと思いますが、医学生にとっても有意義です。

 

「PAO2とかSpO2とかって何?

 

っていう方もいると思います。

この本を読めば、そのような基本的なことを理解できますし、血ガスのデータを見た時に読み取れることが増えます。

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帰ってきた竜馬先生の血液ガス白熱講義22問

すいません、まだ読んでないです(2回目)

著者本人から「無理に学生のうちに読まなくても大丈夫だよ」と言われてしまい、放置しています。

 

上述の『竜馬先生の血液ガス白熱講義150分』の続編であり、さらにレベルがUP。

意欲的な学生は読んでみてください。

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FIRST AID for the USMLE STEP1

USMLE対策のバイブルです。

USMLEとはアメリカの医師国家試験。医学生であれば日本人でも受験することができます。

USMLEは、「STEP1」「STEP2 CK」「STEP2 CS」「STEP3」の4つの段階に分かれており、アメリカで研修医として働くためには「STEP1」「STEP2 CK」「STEP2 CS」の3つに合格する必要があります。(その後、正式な医師として働く際に「STEP3」の合格が必要になります)

 

将来アメリカで働くことを考えている人は、学生のうちにSTEP1を取得しておきたいですね。

CBT明けぐらいから勉強を始めるのがよくあるケースでしょうか。

 

『FIRST AID for the USMLE STEP1』は、本気でアメリカで働きたい人にとっては必携の教科書です。

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FIRST AID Q&A for the USMLE STEP1

USMLEの問題集です。

最近ではオンライン学習サービスが進歩していますが、英語で医学を勉強するのが初めての日本人にとっては『FIRST AID Q&A for the USMLE STEP1』がオススメです。

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終わりに

医学の勉強なんてキリがありません。

特に基礎医学を極めることなど不可能に近いでしょう。

 

「自分に必要なことには全力で投資し、不要なことはサラッとこなす」

 

この姿勢が重要なのではないでしょうか。

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